李牧軍の二刀流剣使いである傅抵(ふてい)。
カイネと共に最強軍師李牧の脇を固める重要人物ですが、彼の強さはいったいどのくらいなのでしょうか(・ω・`*)
史実での活躍から、カイネとの恋愛模様まで。
どんなキャラクターなのか、まとめていきます!!
目次
傅抵はどんな性格??史実にも存在するのか
史実上の傅抵は将軍格
傅抵は実在した人物ではありますが、史実を表す書物で傅抵が登場するのはたった一行だけです。
紀元前240年、悼襄王(とうじょうおう)が傅抵を将軍に命じ、平邑(へいゆう)に配置した
悼襄王とは、キングダムの中にも登場する趙の王です。
平邑とは趙の隣国・斉の都市ですが、この時代は趙の領土がここまで広がっていたということでしょうか。
どうやら傅抵は将軍に昇格し、この平邑の地へ行くことを命じられたようです。対斉方面の司令官、ということなのかもしれませんね!!(人´∀`)
残念ながら書物から読み取れる傅抵に関する情報はこれだけです・・・。
ただ、将軍に命じられるほどですから、かなり能力が高い人物であったことは間違いなさそうです。(^Д^)
キングダムの中での傅抵はどんな性格?
史実上は登場頻度の少ない傅抵ですが、キングダムの中では、趙国宰相にして主人公・信の強敵である李牧の部下として重要度の高いキャラクターです。
実は、戦うシーンは今のところあまりでてきていません・・・。
普段はカイネになんだかんだちょっかいを出しては、蹴りを入れられたりしています。おもしろキャラ的立ち位置です。
しかし本人曰く、龐煖と李牧に次ぐ「三大天の最後の1人」らしいです。自称三大天ということでしょうか。
キングダムをちらりとでも読んだことがある方はおわかりいただけると思うのですが、コレすごいこと言ってます。
よほど自分に自信があるのでしょうか・・・。((((;゚Д゚))))
戦場ではいつも布で口元を隠しているのですが、それはデリケートな喉を戦場の粉塵から守るためとのこと。
ただ、李牧にはとても頼りにされているようで、交戦中は要所を任されたりもしています。
お調子者エピソードが多い傅抵ですが、なんだかんだ実力は確かなようです。
傅抵は信よりも強い!?自称三大天の腕前は??
いつもはふざけている傅抵ですが、本気を出せば実は信より強いのではないかという噂があります。
秦対合従軍の戦いで、蕞(さい)の城壁に登った傅抵隊は飛信隊と交戦します。
傅抵は城壁に登ってすぐに、飛信隊の力技担当である竜川と田有を次々と斬り伏せ、もともとボロボロの体である飛信隊を窮地に陥れます(-_-;)
そこで飛信隊隊長の信が登場するわけですが、傅抵が操る二刀流の剣の速さに苦戦します。
どうやら傅抵の剣の速さは、飛信隊随一の剣使いである羌瘣(きょうかい)のそれにも匹敵するもののようなのです!!!
羌瘣といえば、飛信隊の副長で、向かうところ敵なしの剣使いです。
その羌瘣と!傅抵が!?同じ!!??
そもそもこの合従軍の時点で傅抵は既に、三千人将。
信が三千人将に昇格するのは合従軍の後ですから、階級的には傅抵の方が上なのです。
チャラチャラしてカイネを追っかけ回している男ではなかったということですね。
ただ、いつも羌瘣と鍛錬している信にとっては、傅抵の速さは読める範囲のものです。
結果、傅抵は信に負けて敗走します。
敗北の原因は、傅抵が信を甘く見ていたこともあるかもしれませんc(`Д´と⌒c)つ彡
傅抵は剣の腕は確かですが、戦術の面では少し爪が甘いようですね~。
もし史実と同じように将軍になるようなら、もう一段階成長しなければならなそうですよ!!
趙滅亡後、傅抵はどうなる??カイネを嫁にできるのか
現在、李牧と信の戦いが続いていますが、この戦いの末に趙は滅亡するはずです。
戦いの大将を務めた李牧は、戦死か処刑か、何かしらの理由で表舞台からは姿を消すことになります。
そのとき傅抵たちはどうなるのでしょうか。考察していきます!!
李牧と共にフェイドアウト説
李牧の配下として戦に参戦している傅抵も、李牧がいなくなるとともに物語には登場しなくなる可能性があります。
李牧を守って戦死するかもしれませんし、捕虜となり処刑されるか・・・。
生きながらえるにしても、影響力の届かない辺境の地へ送られることもあり得るでしょう。・゚・(ノД`)・゚・。
しかし傅抵は凄腕として登場しているわりにはまだ交戦シーンが少ないので、それだと短すぎる登場ということになってしまいますね。
もし李牧を守る、もしくは敵の大将・王翦(おうせん)を討ちに行くのであれば、激しい切り合いをして、凄腕剣士の本領発揮してほしいですね♪♪
カイネと共に太子嘉を守って建国説
もう1つ有力なのは、趙の太子嘉を守って代を建国するという説です。
太子嘉は非常に先見の明のある太子でしたが、父親である悼襄王は自分のお気に入りの女性倡后の子供を跡継ぎにしたがりました。
よって嘉は即位できず、弟にあたる太子遷が王位を継ぎます。
後に幽繆王(ゆうぼくおう)と呼ばれた遷は愚王中の愚王で、彼のせいで趙は滅んだといっても過言ではありません(´д`)
なんと幽繆王は、秦国が流した嘘の噂を信じて、李牧を処刑してしまうのです。
李牧の死後、邯鄲を攻められて趙は滅亡しますが、そのとき太子嘉は密かに逃亡し、代という地に小国を築いたとされています。
史実と重ねるならば、物語の中でもこの展開になることは十分に考えられます。
傅抵やカイネは太子嘉を助けて、代の建国に貢献するのかもしれません。
そうするともう一度飛信隊と対戦する機会がありそうですね。さらに強くなった傅抵と信の一騎打ち、見てみたいです!!
カイネを嫁にできるのか
傅抵はカイネのことを「俺の未来の嫁」と勝手に呼んでいますが、2人の関係はどうなるのでしょうか。
今のところカイネは李牧のことが大好きみたいですし、李牧にとってもカイネは特別な存在のようなので、傅抵に勝ち目はなさそうです・・・。
まぁ相手が李牧様ですからね・・・。
器も何もかも違いすぎます・・・。
でも秦との戦いで李牧が戦死するようなことがあれば・・・。さらに傅抵がもうちょっと大人になれば、ありえない展開ではないのかもしれませんが・・・。
正直なところ、李牧が死んでもカイネが傅抵を好きになることはなさそうですけどね・・・笑
まとめ
実はものすごい強さを秘めている傅抵!!
この先まだまだ見せ場が待っていそうです。主人公から見れば敵国の武将ではありますが、剣を振り回して活躍している姿はまだまだ見てみたいですね。
今後の傅抵から目が離せません!!